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【梅毒感染拡大の背景にある女性の経済的問題】歌舞伎町の風俗店での性病検査が「任意」になっている実態とは?

日本で梅毒の感染が爆発的に広がっているというニュースが報じられました。2022年にはおよそ1万2900例が確認され、前年の1.7倍にも上る数値となっています。

特に、新宿・歌舞伎町の風俗店に勤務する従業員の間でも感染が頻繁に報告されているとのことです。

この問題には、女性の経済的な問題も深く関わっているとされています。風俗嬢が男性客に対して身体を売るためにかかるコストは、店側が出してしまうと警察から「管理売春しているよね」ということになってしまうため、性病検査代や接客時に使う備品代は基本的に風俗嬢持ちとなっています。

風俗嬢が自分たちで性病検査代を出すことが多いため、性病検査が「任意」となっている店舗が多いとのことです。また、性病検査で陰性だった風俗嬢でも、その全員が陰性ではないという問題も浮上しています。

風俗嬢御用達のクリニックがあるものの、親の扶養に入っている場合や保険証を使えない事情がある風俗嬢が多いため、性病検査を受けることができないケースもあるとのことです。

この問題に対して、風俗店側が性病検査代を出すことができるような制度が整備されることが求められています。また、風俗嬢自身も性病検査を受けることの重要性を再認識し、自己責任で行動することが必要とされています。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3bea7ae0d31de703438050612948217a2f3f817e

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