AV制作の現場で、注目のビジネスは同人AVと呼ばれるものだ。同人AVは、適正AV以外のアダルトビデオと定義され、ポルノハブというカナダ発のプラットホームを利用したポルノハバーたちのファンクラブ運営である。
ポルノハブは、無料でポルノ映像が閲覧できるサイトで、全世界で10番目にアクセスされている巨大プラットフォームとして知られている。ポルノ映像専門のユーチューブと言えば分かりやすいだろう。
同人AVの制作は、適正AVとは異なり、撮影場所や台本は重要でなく、いつも同じ場所で撮影しても何も差し支えがない。ポルノハバーたちのファンクラブ用の撮影は作品ではなく、ファンの要望に応えるだけのマーケティングという意識を最優先にして撮っている。
そのため、ポルノハバーたちは、自分たちのファンクラブを運営し、広告収入やサブスクリプション収入、ファン向けのサービス提供などで収入を得ている。
29歳の坂井志穂さんは、元メンズエステ勤務で、ポルノハバーとして活動している。坂井さんは、1年前にメンズエステ嬢をしているとき、男性客として通う村上太郎からファンクラブ運営を持ちかけられた。
最初は悩んだが、ポルノハバーのほうが楽しそうだなって思い始め、活動を開始した。広告収入とサブスクリプション収入で月80万円、ファン向けのエステサービス提供で月50万円、ポルノハバーになってからの月収は100万円を軽く超えている。
同人AVは、AV制作の門戸が開かれた現代において、注目されるビジネスの一つである。ポルノハブを利用したポルノハバーたちは、自分たちのファンクラブを運営し、収入を得ている。
坂井志穂さんのように、元々別の業界で働いていた人たちも、同人AVの世界で活躍している。今後も、同人AVのビジネスが発展していくことが期待される。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ef9eafaec5775da9770f09345bc6e95416365f8b