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【コロナ禍で急増する梅毒感染症】症状や予防方法を泌尿器科医師が解説!

コロナ禍で急増する性感染症について、泌尿器科医師が解説しました。梅毒に感染する人が急増しているとのことで、その症状や予防方法について詳しく説明しています。

梅毒は、性器と性器、性器と肛門、性器と口の接触などが原因となる性感染症で、妊婦さんが感染すると胎盤を通じて胎児に感染する場合もあるため注意が必要です。

梅毒は、症状が出たり消えたりしながら少しずつ全身を侵していく感染症で、大きく分けて第1期から第3期までに分類されます。

第1期梅毒は、感染後約3週間後から症状が現れ、感染が起こった部位に痛みを伴わないしこりや潰瘍ができることがあります。治療をしなくても症状は自然に軽快するため、放置してしまうことも多いのです。

治療をしないで3か月以上を経過すると、病原体が血液によって全身に運ばれ、全身の激しい免疫応答が生じます。これが第2期で、手足、体全体に赤いブツブツが出ることがあります。

感染後、無治療のまま数年が経過すると約1/3の人が第3期梅毒へ進行し、皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍が発生することがあります。

梅毒の予防方法としては、適切なコンドームの使用や、性感染症検査の受診が挙げられます。また、症状が出た場合は早期に医師に相談し、適切な治療を受けることが大切です。

近年の性生活の多様化やSNSを通じた出会いの場が増えて性活動が活発化していることが一因とされている梅毒の感染には、注意が必要です。気になる症状がある場合は、早めに医師に相談しましょう。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/dd503c555ca29cf8efdb9f3d6ad682a046821fef

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