今年、梅毒の新規感染者が1万人を超えたという発表があり、昨年度と比べても1.7倍増加している。梅毒は、昭和以前に主流だった性感染症というイメージでしかないため、自分が梅毒になるという意識を持っている人はほとんどいない。
梅毒が急増している原因について、マッチングアプリで不特定多数の人と出会う機会が増えたことや、外国人から感染拡大しているのではないかと指摘する人もいるが、風俗業界の人たちは、中国を主とした外国からの売春目的の観光客数の増加が原因だと述べている。
中国や東南アジアといった国では、日本に比べて梅毒感染者数が多い。そうした国の人たちが客として日本の風俗店に流れてくることで、日本における感染者が増えたのである。
中国人や台湾人、それに東南アジアの男たちは、日本に遊びに来たところで、デリヘルなど非本番系の店をあまり利用しない。彼らが遊ぶのはもっぱら本番ありのソープだ。
日本のソープランドのサービスをモデルにした風俗店が多数あり、人気を博している。しかし、それを受け入れる日本の風俗店側としては複雑な思いもあるという。
女の子は礼儀やルールを知らない外国人を接客することを嫌がるから、無理にやらせると辞めてしまう。だから、外国人には日本人より高い料金を請求し、その分を女の子に上乗せすることで納得してもらう。
店によっては日本人の倍くらいの料金を求めているところもある。外国人客は金になるからだ。外国人が個人で遊びに来ることは少なくて、コーディネーターにつれてこられることがほとんどだ。
売春ツアーを斡旋している外国人がいる。コーディネーターによってまちまちだけど、実力のある奴だと一度に20人以上の外国人客をつれてくることがある。
1人あたり5万円落とす人もいる。このような状況から、梅毒感染者が増加していると考えられる。性病検査キットを利用することで、早期発見・早期治療ができるため、風俗店を利用する人はもちろん、性行為をする全ての人に利用を促す必要がある。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/94e6cd0460a4d2d0ae574ba8ca30942c17cd5771