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梅毒感染者報告数が急増! 今年の感染者数は2万人に迫る可能性も

国立感染症研究所の調査によると、梅毒の感染者報告数が全国で201人となり、今年の累積報告数は1,687人になった。昨年の同時期と比較すると、約1.4倍になっており、流行が拡大している可能性がある。

感染症の専門医は、今年もこのペースで増え続けると、1年間の感染者数は2万人に迫るのではないかと予測している。梅毒は性感染症で、性風俗産業の中でも感染者が出ている。

梅毒は病期によって症状の出現する場所や内容が異なり、感染後数か月には小さなバラの花に似た発しんが出ることがある。また、脳や脊髄など中枢神経に梅毒トレポネーマが入り込むと、髄膜炎や脳梗塞などが起こることがある。

妊娠している女性が梅毒にかかると、胎盤を通して胎児に感染し、死産、早産、新生児死亡が起こったり、生まれても先天梅毒といって、様々な障害が出る可能性がある。

梅毒は、性行為による感染が主な原因であるため、適切な予防策が必要である。感染が疑われる場合は、早期に検査を受けることが大切である。

ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/f315228ca8bc2b848fbe6b04b9724aef5961e99a

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