東京大学と女性の健康をサポートするアプリ・ルナルナを提供するエムティーアイが共同調査を行ったところ、若いがん患者の約8割が女性であることが明らかになった。
特に子宮頸がんや乳がんが増加していることが分かった。子宮頸がんの年間罹患者数は約1万1000人であり、多くの女性がこの病気に苦しんでいる。若いがんを防ぐ方法として、HPVワクチン接種や子宮頸がん検診の受診が重要であるが、調査結果から、現状は低いと言える。
2021年11月に厚生労働省がHPVワクチンの積極的勧奨を再開し、医療従事者たちの啓発活動などでも認知が広がっているが、接種率はまだまだ低く、問題であることが指摘された。
中川特任教授は、「ルナルナを利用するユーザーは健康意識が高い傾向にあることを考えると、それでもまだワクチンの接種をした人の割合が2割以下という状況は、非常に問題だ」と述べた。
若い女性に対して、がん対策の重要性を啓発することが求められている。
感想：がんというと高齢者の病気というイメージがあるため、若い人でもがんを患うことが多いことには驚きました。また、女性特有のがんが増えていることも危機感を感じます。
しかし、HPVワクチンの接種率が低いことが問題視されている中、積極的な啓発活動が行われ、ワクチン接種率が上がっていることは朗報です。若い女性自身ががん対策に積極的に取り組むことが必要であり、啓発活動を積極的に行うことが求められていると感じました。
ソース記事：https://news.yahoo.co.jp/articles/304dbc799e34e0a532f9748947993de657841b8d
