東京都渋谷区にあるヘルスコネクトが、ちば起業家ビジネスプラン・コンペティション2022で千葉県知事賞に選ばれた。同社は、性感染症に特化したアプリ「say」を開発しており、性感染症当事者である代表取締役藤澤美香さんがアプリ制作チームを立ち上げた。
アプリは、悩みを共有・相談できるプラットフォームであり、匿名で投稿し経験を共有することができる。また、性感染症に特化した病院を紹介し、オンライン診療の予約が可能になっている。
藤澤さんは、自身がコロナ病棟に勤務していたときに性器ヘルペスを発症し、他の人の体験談を調べたところ、実際に罹患した人の話がほとんどなかったことから、アプリ制作に思い至ったという。
藤澤さんは、「people helping people」という理念を掲げており、「性感染症がなくなる訳ではなくても、広く認知され、解決する糸口が見つかるような運営を目指したい」と話している。
感想：
藤澤さんのような性感染症当事者が、自らの経験をもとにアプリを開発することで、同じ悩みを持った人々が話し合い、解決策を見つけられるプラットフォームが提供されることは素晴らしいことだと思う。
また、匿名で相談や経験の共有ができることで、より多くの人が利用できるようになると思われる。藤澤さんの「people helping people」という理念に共感し、性感染症に対する認知度の向上と、解決策を見つけるための糸口が見つかるよう、活動を続けてほしいと思う。
ソース記事：https://news.yahoo.co.jp/articles/c6b29dce247ad70f7557c551f381b12f53a3f900
