2022年11月、静岡大学と長崎大学の研究グループは、性風俗の口コミサイトに寄せられたレビューをもとに全国規模の「性接触ネットワーク」の構築に成功したと発表した。
ソープランドに関する口コミサイトに投稿された9万件以上のレビューから女性キャストの名前と客のハンドルネームを抜き出し、誰と誰がつながっているのかを繋いだ。
特に、ソープランドを選んだ理由は、確実に異性間で性接触が行われていることと店舗数が警察に届け出がされているためだという。全1185軒のソープのうち784軒、約66％の情報をカバーしていることが分かった。
性接触のネットワークは個人情報も含むため、調査が不可能と言われていたが、「匿名性を守りつつ、プライバシーを尊重して調査」という先例を打ち立てた静岡大学の取り組みが、今回の調査の成功につながったと主張している。
感想としては、個人情報の保護と厳しい規制が求められる時代にあって、プライバシーを尊重したこの取り組みは非常に賢明であると感じた。
ソース記事：https://news.yahoo.co.jp/articles/c5e6cbb9d475ca7f07a62fac64c99d180e9e82d0
