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国内初のBウイルス病確認 感染リスクはサル接触のある業務や海外旅行が対象で、予防法については注意喚起のみ

国内初のBウイルス病の症例が鹿児島市の動物実験施設で発生したことが報告されました。Bウイルスは、ヘルペスウイルスの仲間であり、マカク属のサルに感染して、人に感染することがある稀な感染症です。

感染源はマカク属のサルで、ヒトの感染者のほとんどが、サルに噛まれたり、引っかかれたり、組織や体液が針刺しや切り傷などで傷んだ皮膚に付着することで感染しています。

海外旅行中にサルに咬まれることによりBウイルスに感染する可能性があり、海外で動物に咬まれて受診した212人のうち、19%がサルに咬まれたことが原因だったとされています。

Bウイルス感染の最初の兆候は、インフルエンザに似た症状であり、悪寒、発熱、頭痛、筋肉痛が起こります。Bウイルス病の予防法は、普段からサルと接触することを避けることです。

感想:海外旅行中に動物に咬まれたり引っ掻かれたりすることは、楽しい思い出を台無しにするだけでなく、健康に深刻な影響を与える可能性があることが分かりました。

特に、ワクチンがなく、治療法が限られている稀な感染症に感染する可能性があることから、動物との接触は最小限にするように心がけたいです。

ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20191128-00151462/

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