日本で最も多いがんのひとつである子宮頸がんには、非常に有効な予防法であるHPVワクチンが存在しています。HPVワクチンは、オーストラリアのように女性だけでなく男性にも十分な接種率が実現されることで、近い将来子宮頸がんが撲滅される可能性があるという予測もあります。
日本でもHPVワクチンが定期接種されていますが、同時期に接種後の症状の懸念から接種勧奨が一時差し控えとなっています。しかし、子宮頸がんは若い女性にも増加しており、予防のためにも定期的なHPVワクチン接種が必要だと考えられます。
全ての人が感染する可能性があるHPVに対する正しい知識を持ち、予防に努めることが重要です。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/byline/shigemidaisuke/20220304-00284883/