東日本大震災や災害時の避難所では、女性向けの生理用品が不足していることが問題視されるようになっている。女性に対する性暴力も発生しているとの報告もあるため、女性用の防災グッズが必要であることが認識されている。
オフィス用品や文具の企業であるオカモトヤは、この問題を解決するべく、女性向け備蓄キット「災害用レディースキット」を開発し、公式オンラインショップなどで販売することになった。
災害用レディースキットには、ズボン、アロマスプレー、コンドームなどが含まれている。オカモトヤの代表取締役、鈴木美樹子さんは、「災害用レディースキット」が生まれたきっかけとして、災害時に女性が直面する問題を減らしたいと考えたことや、女性の増加によって、仕事場で生理になってしまう可能性があることが大きく影響したと説明している。
オフィスで準備されることが少ないため、オカモトヤは被災して3日間会社に取り残された場合に、避難所や職場で生理になってしまったときに必要なグッズを考慮し、災害用レディースキットを開発したと鈴木は述べた。
女性に配慮した防災グッズが、女性個人が自分で購入することが必要なため、このような問題を解決する新しいアイデアは、女性の命を守るために必要不可欠である。
ソース記事：https://news.yahoo.co.jp/articles/68e1f48019a51f7611e495e4b8c67ae4770bda1d
