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日本全国で梅毒報告数が増加中、専門医は警戒必要と指摘 検査や治療は早めに

国立感染症研究所の調査によると、先週の梅毒感染者報告数は全国で200人で、今年の累積報告数は2,573人となりました。男性が20~50代、女性は20代が多くを占めています。

梅毒は性行為などによって感染し、治療が遅れた場合は脳や心臓に合併症を引き起こすことがあります。感染症の専門医は、2020年以降は新型コロナウイルス感染症のために他の感染症の感染者数が減少したが、梅毒は報告数が増え、流行のスイッチが入ったと警戒しています。

梅毒は、感染後数週間に口の中や性器、肛門にしこりや潰瘍ができることがあり、数か月後に全身に広がる発疹が現れます。治療はペニシリン系などの抗菌薬で行うことが可能です。

感染疑いがある場合は、医療機関や保健所に相談をし、適切な検査や治療を受けることが大切です。梅毒は、自然に治ることがあるため、「自分はいいかもしれない」と考えてしまう人もいるかもしれないが、感染者は周りにもうつす可能性があるため知らず知らずのうちに感染を広げてしまう場合もあるので、検査を受けることが必要とされます。

ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/0a86e2f81a871bdb9f8425aab9e3cc079ae12780

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