4月9日は「子宮の日」として、子宮がんのワクチン啓発活動が行われた。子宮けいがんの原因である、性交渉後のHPV(ヒトパピローマウイルス)感染のリスクが高いことがポスターに記されていた。
また、30代が子宮がん発症のピークであること、HPVは男性特に中咽頭がんの原因にもなること、ワクチン接種によって防ぐことができることが述べられた。
日本では、年間およそ1万1000人が子宮がんにかかり、毎年およそ2900人が死亡している。このワクチンは世界130か国以上で販売され、WHO=世界保健機関も安全であると認めている。
日本でも、2013年4月より小6から高1の少女が無料で接種できるようになったが、接種後に様々な症状を訴える例があったため、政府は勧めることを中止していた。
しかし、イギリスの論文などからワクチン効果が証明されたため、政府は9年ぶりに積極的勧奨を再開した。また、1997年度から2005年度生まれの女性については、政府が2025年3月までの3年間、無料接種の措置を講じることとなった。
今回の啓発活動は効果をもたらすためにも必要なものであり、女性に対してワクチン接種を促すことで、子宮がん予防につながれば良いと思う。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/200fe98c66c3343129998a09df25c4a005cdc79b