ニュース

映画で考える女性の権利「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」:妊娠中絶問題に焦点を当てた3作品のレビュー

本記事は、「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR)」について、女性が直面する様々な問題について考える映画3本を紹介しています。

まず紹介された映画『あのこと』は、人工妊娠中絶が違法だった時代に、大学に進学しようとしていた女性アンヌが、自身の手で中絶を試みるという物語です。

女性が自分の体についての自分の決断をすることができない社会に怒りを覚え、今も変わらない女性の妊娠中絶に対する偏見や非難について言及されています。

次に紹介された映画『セイント・フランシス』は、独身の女性ブリジットが夏休みの子守りの仕事を引き受け、レズビアンカップルの6歳児フランシスと出会うという物語です。

映画はコメディとして始まりますが、ブリジットがフランシスとの出会いと前後して妊娠中絶をしたことや、フランシスの母親が産後うつになっていることに触れ、女性をとりまく様々な生きづらさが描かれています。

しかし、女性たちが連帯し、フランシスが体現する自由を「最も尊いもの」としていることに勇気づけられます。

最後に紹介された映画『タリーと私の秘密の時間』は、ワンオペ育児に限界を感じたマーロが夜間のベビーシッターを頼むというストーリーです。マーロが完璧に家事と育児をこなしている中、夫は役目を果たさず、マーロはさまざまな問題に直面しています。

映画は、産後うつや女性の生きづらさを取り上げ、家事・育児と仕事を両立させることの難しさを提示しています。

私がこの記事から感じたことは、女性が妊娠・出産・育児など各段階で直面する問題や偏見が根強く、それが女性の人権侵害につながっていることです。このような問題を解決するために、社会的な働きかけが必要であり、映画によって問題意識が高められることは大事だと思います。

また、女性たちが連帯し、自由を最優先することにより、よりよい社会を実現できると信じています。

ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/fa18a26ce23b3d2cdf03928804171bde7fc6bfcb

最後までお読みいただき、ありがとうございました。