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2023年から定期接種へ-「9価HPVワクチン」の有効性と副反応について

10月4日に行われた審議で、2023年から「9価HPVワクチン」が定期接種となる方針が示されました。HPVとは、性交渉によって感染し、子宮頸がんや肛門がん、咽頭がん、陰茎がんなどの原因になります。

HPVワクチンは子宮頸がんを予防することができます。9価ワクチンには16、18型のHPVに加え、子宮頸がんの原因となるHPVが含まれます。ただし、HPVワクチンによって子宮頸がんを完全に予防することはできず、子宮頸がん検診と組み合わせることが重要です。

HPVワクチンの副反応として、接種部位の痛みや腫れが高頻度で起こり、稀にアレルギー反応や神経症状が報告されています。現在、日本では小学校6年~高校1年相当の女性が定期接種対象となっており、積極的勧奨差し控えが出されていた期間にHPVワクチンの接種機会を逃した女性は2025年3月までに接種できます。

また、ワクチン接種にかかわらず、20歳以上の女性は2年に一度、子宮頸がん検診を受けるようにしましょう。

ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20221011-00318927/

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