熊本県において、ヘルパンギーナと呼ばれる夏かぜの感染症にかかる人が129人に上ったという。これは前週に比べて1.8倍にもなる急増であり、例年は6月から増加するが、今年は早まっているとして県健康危機管理課が注意を呼びかけている。
この病気は主に乳幼児に発症することが多く、高熱が出て口の中に水ほうができる。食事や水分を十分に取ることができなくなり、脱水症状を起こすこともあるという。
予防策としては、20秒以上の手洗いやタオルの共用を避けることが有効である。報告があった他の感染症は、全数報告分では梅毒が5人であり、今年の累計は73人となっている。
菊池保健所では5週連続で警報レベルに達しており、今後も注意が必要であると思われる。感染症の予防は、個人の自己管理、そして周囲への配慮が非常に重要であるということが改めて示された。
ソース記事：https://news.yahoo.co.jp/articles/0c83d3119d20067d68579af6effc2e38f7cc7e7c
