新型コロナウイルス感染症の世界的な感染はまだ収束しておらず、多くの専門家は「第2波」が到来すると予測している。そのため、対策を準備する必要がある。
ワクチンの開発には時間がかかり、予防効果や持続期間についても不透明な点がある。そのため、現状では高齢者や重症化リスクの高い人々に対して感染防止策を続けることが必要だ。
第2波に備え、個人や集団の感染状況を把握することが極めて重要となる。感染状況を正確に把握するためにPCR検査や抗原・抗体検査を徹底する必要がある。
また、別の病気にかかった新型コロナ感染症と似た症状の患者を区分けし、適切な治療を提供する仕組みを作ることが必要である。感染状況を正確に把握し、早期発見・早期治療を行うことで医療インフラの崩壊を防ぐことができる。
新型コロナ感染症の第2波、第3波は確実に来る可能性があり、第1波の反省を踏まえ、十分な準備をして対策を打つ必要がある。そうすることで、感染拡大を防ぎ、医療崩壊を回避することができる。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20200530-00181099/