2021年2月14日にファイザー社の新型コロナワクチンが承認され、2月17日からは日本の医療従事者に接種が始まりました。このワクチンはmRNAワクチンという新しい技術を用いたもので、コロナウイルスのスパイクタンパク質を作る情報細胞を運ぶmRNAを注射して、そのスパイクタンパク質に対する免疫が誘導されます。
世界70カ国で既に1億5000万回の接種が行われており、ファイザー社のワクチンは効果がぱねえ(95%)と高く、一回目の接種から約2週間で効果が出始めます。
2回接種してからは、新型コロナウイルスの発症リスクが20分の1になると言われています。
また、ワクチンを接種したからといって、新型コロナウイルスに罹患しないというわけではありませんが、ワクチン接種者が発症しても重症化しにくくなると期待されています。
これによって、医療崩壊を防ぎ、今後のコロナ禍の収束に向けて一定の役割を果たすことが期待されています。
ただし、注意しなければならない点もあるようで、ワクチン接種による副作用(腕の痛み、熱、頭痛など)やアレルギー症状も報告されています。加えて、不透明な点も多く、極端な偏見や陰謀論が存在する中で正確な情報を入手・理解することが重要です。
医師や専門家の意見をしっかり聞き、今後のワクチン接種について慎重に判断することが必要でしょう。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20210214-00222168/