女性ホルモンの分泌減少によって引き起こされるフェムゾーン（膣と外陰）の不快感は、閉経後の女性にも多くの人が悩む可能性がある。この悩みはあまり相談しにくいものであるが、このような悩みを持つ｢A子｣さんがいることをきっかけに、女性泌尿器科医の関口由紀先生が、フェムゾーンのかゆみについての原因と対策についてアドバイスしている。
フェムゾーンのかゆみの原因は、接触性皮膚炎、アトピー、細菌性膣炎、感染症、性病、扁平硬化性苔癬、外陰前庭痛症候群などがある。特に、女性ホルモンの低下による腟と外陰部の萎縮によって引き起こされるかゆみもある。
フェムゾーンのかゆみを解消するために保湿と骨盤底トレーニングを習慣づけることが大切である。また、フェムゾーンは乾燥するとかゆくなるため、ウォシュレットを使用する場合は排便後とセックスの後のみに留めておくことが望ましい。
女性の身体を全方位的に守る女性ホルモンについて、女性たちは改めて意識を向けるべきだろう。
ソース記事：https://news.yahoo.co.jp/articles/4ca37820e551c2f9aa595692340b824826a04df6
