今年の花粉症は過去10年で最も多く、症状を抑えるためのマスク着用が注目されている。しかしながら、花粉症とうつ病の原因は共通しており、免疫細胞による炎症を引き起こすことが指摘されている。
花粉症の場合は鼻や目、喉、皮膚等に炎症が起こり、うつ病の場合は炎症が脳に起こる。うつ病の炎症の原因はストレスが加わりダメージ関連分子パターンが作られ、脳内のセロトニンを減少させる。
脳には神経細胞以外にグリア細胞があり、アストロサイト、オリゴデンドロサイト、ミクログリアの3種類が存在する。炎症が引き起こされると、脳内のミクログリアが神経細胞を破壊し、記憶力の低下などを引き起こす。
腸内フローラが悪いと脳に炎症が起こり、アルツハイマー病の増加も同様に高齢者以外にも抗生物質が関与している可能性がある。さらに、人は炎症を抑えるための仕掛けを持っておらず、良好な腸内フローラ次第ということが指摘されている。
腸内細菌は体内ではなく、体外に生息しており、普通分娩では母親から腸内細菌を受け取ることがわかっている。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/aecffbdc536d36970e104ddfd34ccd216b9ff3d0