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日本脳炎とおたふくかぜワクチンの不足、保護者はどうすれば良い?

新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種が始まりましたが、それとは別に日本脳炎ワクチンとおたふくかぜワクチンが不足していることが問題となっています。

これは、製造工程上の問題が判明したために製造が停止されたためです。製造工程の問題があると聞くと不安になるかもしれませんが、ワクチンの製造管理は非常に厳密に規定されており、一旦問題があると製造・出荷が止まります。

今回の不足は製品の品質管理がしっかりしているからこそ起きていることです。ただ、問題はワクチンの流通が止まってしまうことです。そのため、今年度の流通は不安定となる可能性があります。

お子さんの接種については、年齢ごとにどのように考えるかをまとめた図があります。今回の措置は、むしろチェック機能がしっかり働いていることの裏返しなので、安心していただいて大丈夫です。

日本脳炎ワクチンは、乳幼児や高齢者の死亡リスクが高く、予防するにはワクチン接種が必要です。日本脳炎ワクチンは、2回の接種で十分な場合もありますが、最初の2回をしっかり接種することがもっとも大事です。

ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/byline/sakamotomasahiko/20210421-00233679/

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