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タイ王室入院の王女、マイコプラズマ感染症とみられる病気で意識不明の重体に 専門家が感染症について解説

タイ王室のパチャラキティヤパー王女が意識不明の重体となっていることが報じられました。王女はマイコプラズマ感染症による心筋炎で不整脈が続いており、治療中です。

マイコプラズマ感染症はあまり知られていない病気の一つですが、実は患者数は案外多く報告されていないということが分かっています。その理由としては、マイコプラズマ感染症は細胞壁を持たない最小の細菌であり、患者自身も症状を把握しにくいことや、他の肺炎と区別がつきにくく診断が難しいことが挙げられます。

マイコプラズマ感染症の症状は、呼吸器感染、間質性肺炎、合併症、感染後後遺症など、新型コロナウイルス感染症と似ている為、注意が必要です。そのため、感染予防には不織布マスクの着用や手洗い、うがいが効果的です。

治療する場合には抗炎症作用を持つ抗菌薬を使います。今回のニュースを受け、マイコプラズマ感染症は注意が必要と言えます。患者数が報告されていない分、十分な対策が取れていない恐れがあります。

自身が症状を感じた場合や、症状が長引く場合は、医療機関での診断と治療が必要です。

ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20230115-00332896/

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