生理が月に2回も来ることは、女性にとっては大きなストレスになるかもしれない。しかし、産婦人科医のロレイン・クリソマリス=ヴァラシアディス医学博士によると、同じ種類の出血を伴う通常の生理が2回くる場合もあれば、一方では通常の出血があり、もう一方では付着する程度の点状の出血がある場合もあるとのこと。
一方で、約5%の女性は中間期出血を起こす可能性があるという。中間期出血とは、排卵期に出血が起こるもので通常は軽い出血で、生理と生理のちょうど中間に起こる。
たとえば、月経周期が21日~35日ならば、1カ月に2回生理が来ることもあり得る。生理が月に1回以上来るのは遺伝も関係しており、大した問題でないケースが多い。
しかし、身体的疾患や避妊に関連する出血である可能性もあるため、産婦人科を受診することが必要である。
生理が月に2回も来る場合の原因を特定し、治療する対処法も紹介されている。産婦人科医のアリッサ・ドウェック医学博士は、「不安を覚えるような出血がある場合は、すぐに産婦人科を受診しましょう」とアドバイスしている。
対処法としては、まず妊娠検査薬で確認することが必要である。単なる生理でない場合、産婦人科で超音波検査や子宮内膜検査、子宮鏡検査を受けて、問題を特定する必要がある。
また、子宮ポリープ、子宮頸管ポリープ、子宮筋腫が原因である場合には、産婦人科医の治療を受けることが必要である。全体的にみると、生理が月に2回も来ることは、女性にとってはどうしようもないストレスに感じることがあるが、多くの場合は生理周期の違いや身体の問題によるものであり、定期的な産婦人科医の診察を受けることが必要である。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/6faa17ee548407d5a32737b2ac750f81ac9f8eac