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千葉県いすみ市、男性の子宮頸がんワクチン接種費用を全額助成へ

千葉県いすみ市は、男性の子宮頸がんワクチン接種費用の全額助成を4月から始めると発表した。対象は小学6年~高校1年相当で、新年度当初予算案に関連費約25万円を計上した。

女性の場合は小学6年~高校1年相当の時期にHPVワクチンを公費で接種できるが、男性は任意で、必要な3回の接種費用約5万円は自己負担となる。しかし、性行為でウイルス感染が起きるため、市は男性のワクチン接種が必要と考えた。

男性助成対象者は約630人で、個別に案内文を送るなどして助成制度を周知する。本年度、小学6年~高校1年相当の女性対象者は市内に約740人いるが、昨年4~11月の接種率は約2割だった。

HPVワクチンは、肛門がんや中咽頭がんの予防効果もあるとされる。青森県平川市や北海道余市町がすでに男性への助成制度を設けている。

私は、このニュースにとても感動した。性行為による子宮頸がんは、女性だけでなく男性も充分に予防できるということを考えると、男性へのワクチン接種も必要だろうと思っていた。

しかし、女性のときのように公費負担で接種できるわけではないため、男性は自己負担となっていた。そのため、いすみ市が男性の子宮頸がんワクチン接種費用の全額助成を実施することで、男性へのワクチン接種を促し、男性側の予防意識も高まることが期待される。

また、肛門がんや中咽頭がんの予防効果もあることから、男性へのワクチン接種がさらに意義あるものとなる。今後も、子宮頸がんを含むがんの予防に対する取り組みが広がっていくことを望む。

ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/8bf81690a6bbe7fe9d245850016ce6609e56851f

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