日本では梅毒の患者数が増加しており、福岡県でも昨年度報告された数は569人に上った。梅毒にかかる人は性風俗店で働いていた女性や利用した男性が多かったが、最近ではSNSやマッチングアプリを通じて知り合った人と性交渉を持つ人もいるという。
梅毒に感染した妊婦は、胎盤を介して胎児に感染する危険があり、先天梅毒によって子どもに異常が残る可能性がある。しかし、早期に適切な治療を受けることで先天梅毒を予防できるため、自治体や医療機関が無料・匿名の血液検査を提供し、啓発活動を行っている。
治療法には、服薬治療が主流だったが、最近では、注射による治療も可能である。医師からの適切な治療法のアドバイスや、不安を感じたら自治体が実施している検査を受けるよう注意喚起している。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/ac6bb84459de05fabe13219383cea0710f223376