帯状疱疹は、50代以降に多く発生する病気で、体や顔の皮膚に赤い水ぶくれをともなった帯状の発疹が広がる症状があります。この症状は、子供の頃にかかった水ぼうそうのウイルスが大人になって再活性化することによって発生しています。
日本人の大人の9割が水ぼうそうにかかるため、誰でも発症する可能性があります。帯状疱疹は、水痘帯状疱疹ウイルスというウイルスが原因で、神経節という末梢神経の神経細胞が集まっている場所に潜んでいるため40年間待っているとのこと。
感染しても無症状の場合があるため、子供の頃にかかったかどうか記憶していない方が多く存在します。帯状疱疹のリスクは、過労と糖尿病が大きく、50代の人は免疫力が低下しやすく、疲れがたまりやすいため、発症しやすい場合があります。
発疹は神経に沿って広がるため、帯状疱疹が現れる場所は人それぞれで、血流が滞っている場所によって発症することが多く、開腹手術をした方はリスクが高まることもわかっています。
帯状疱疹が発生した場合には、迅速に皮膚科を受診し医師の治療を受けることが重要です。最後に、帯状疱疹はヘルペスではなく、水痘帯状疱疹ウイルスが原因であることが明らかになりました。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/806b422f9762bc21fd519b61d813e5fcbed59a57