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サル痘感染症で医療機関からの診療拒否が相次ぎ、対応が遅れる恐れ

沖縄県内でサル痘(エムポックス)の疑いがある患者が医療機関から診療を断られたという事例が複数発生していることが明らかになった。県は診療拒否を把握しており、感染に不安を抱く人の相談先や診療可能な医療機関リストを公表する検討に入った。

感染者数が急拡大した欧米では、男性が多く、ゲイやバイセクシュアルを自認する人が多いが、性別や年齢を問わずうつることが報告されている。感染を不安に思う人が相談できる医療機関や保健所のリストを公表している都市もあるが、沖縄県内は適切な相談先や受診を促す態勢が整っていないという。

県当局は医療機関向けに研修会や検査方法の周知徹底を検討しているとし、「受診先が見つからない人が保健所に相談できる態勢も整えていきたい」と話した。

感染症法上、医師が診療を断ることはできないため、医療機関が対応に戸惑っている可能性があり、対応が遅れることによる感染拡大が懸念されている。

ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/340c3bfc3c2b3e4ac4e4da8b3ee1a9efdbd31d4c

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