プロバイオティクスは、健康志向の人たちの食生活に欠かせない存在となっている。パンデミックの中でも、健康な腸がウイルスに強いという研究結果により、サプリメント販売が急増した。
そして、腸内フローラの影響が健康に与える影響は、気分や免疫力、睡眠、エイジング、がんやアレルギーまでに及んでいるという。腸内フローラをコントロールすることで、多くの健康関連問題を解決できる可能性がある。
しかし、微生物学はミクロの世界であるため、その研究は複雑で難しいものとなっている。 特に、女性においては、微生物が繊細であるため、腸内フローラによる“脳腸相関”は、女性の健康にも影響を与えることがわかった。
腸内フローラは、女性のホルモン関連疾患に大きく影響するとの研究結果も示されている。ホルモン関連の疾患と腸内フローラの関係性を探ることは、ますます複雑になっている。
例えば、多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）や子宮内膜症は、腸内フローラが原因の一つであることが示唆されている。こうした疾患を予防し、改善するためにも、多様な植物性の食品と少量の発酵飲食品を摂取し、腸内細菌の種類を増やすような食生活が推奨される。
ソース記事：https://news.yahoo.co.jp/articles/3808ea2eb5481c3d0b3bd65dc876163e3599d696
