新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種が、有効性や安全性が劣らないことから可能になっています。しかし、両ワクチンの予約経路が異なるため、自治体で同時接種ができない場合もあるとのことです。
また、双方のワクチンの接種方法が違うため、医療事故が起こるリスクがあるという問題があります。インフルエンザワクチンは筋肉注射での接種が国際的な標準であり、副反応も少ないことがわかっています。
現在のルールでは、新型コロナワクチンは筋肉注射、インフルエンザワクチンは皮下注射とすることが決まっていますが、双方を筋肉注射に統一することで医療事故を防ぐことができるという提言がなされています。
ただし、医薬品副作用被害救済制度の適用に障壁があるため、この問題は解決される予定はないようです。各医療機関では、慎重な注意が必要とされています。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/byline/kuraharayu/20220922-00316107/