新型コロナウイルスの感染者がPCR検査で陰性とされた場合でも、実際には感染している場合があることが判明しました。具体的には、海外渡航者の一人が陽性判定を受け、同行者の中で陰性だった人物が症状を発し、2回目のPCR検査で陽性判定を受けました。
上司が感染源であると考えられた一方、その上司は2回のPCR検査で陰性判定を受けたため、偽陰性の可能性が指摘されました。PCR検査は高い特異度を持ち、正確性が非常に高いとされていますが、感度には問題があり、完璧な検査方法ではないため、結果には注意が必要です。
医療従事者にとっては、検査を行うことで自分が感染している可能性があるかを知り、適切な対処を行うための重要な手段であり、そのためにリスクを負いながらも検査を続けているということです。
新型コロナウイルスに対する詳細な研究が進めば、今後、PCR検査が偽陰性になる要因が明らかになるかもしれないということです。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/byline/yanagitaemmy/20200414-00172885/