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ハーボニー配合錠、1錠8万円と高額ながら安い?薬の価値と値段の見極め方。

ハーボニー配合錠という、C型肝炎ウイルスの治療薬が近頃、話題になっています。この薬は、一錠当たりおよそ8万円という高価格であることから、値段について注目を浴びました。

しかし、この薬には効果がはっきりとし、過去の試験では、参加した「全て」の患者さんに効果が確認されたという成果があります。さらに公費により負担される医療費が助成されるため、自己負担は月額1万円~2万円で済みます。

ただし、医療費の大元は保険料や税金といった負担が生じていますので、医療費を考えると、高すぎると感じる人も多いようです。ところで、薬は治療の場合、価値がどこで決まるかということを考えてみますと、命を助けたり、健康状態を改善することでしょう。

また、薬の中でも、どれだけ効果があるかという評価も非常に大切です。そのため、国として薬の「価値」を評価しようという取り組みが広がっており、イギリスを先駆けに、薬の「値段」と同時に「価値」を評価するようにしています。

例えば、イギリスでは、高齢者や持病のある人は医療費を全額国が負担する一方、それ以外の人は自己負担となる「タミフル」を処方する場合があります。判断基準は、「値段に見合った価値があるか」ということで、補助制度がある薬もあれば、費用が全額自己負担となる薬も難あります。

このように、薬の価値や値段については、患者や国民を含めた多面的な視野で見て、適切な判断をする必要があるといえます。

ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20160508-00057436/

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