厚生労働省のワクチン分科会は、子ども用の新型コロナウイルス・オミクロン株対応ワクチンを特例臨時接種法で無料接種することを了承しました。接種対象は、従来ワクチンを2回接種済みで、前回接種から3か月以上空いている5~11歳の子どもです。
接種は、8日以降に始まる予定です。厚生労働省は先月、米ファイザーの5~11歳用のオミクロン株対応ワクチンを承認しており、全国の自治体に約139万回分を配送する予定となっています。
また、分科会では、子宮頸がんなどを防ぐヒトパピローマウイルス9価ワクチンについても議論が行われました。これまで小学6年~高校1年相当の女子を対象に原則無料で打てる定期接種となっていたが、小6になったときから15歳になるまでの間に1回目の接種を済ませることで、接種回数を3回でなく2回で完了できるようにすることを了承しました。
子ども用のオミクロン株対応ワクチンが特例臨時接種法で無料接種されることは、子どもたちの健康と安全を考えるうえで大変嬉しい決定です。これにより、ワクチン接種率が上昇することに期待が持てます。
また、ヒトパピローマウイルス9価ワクチンの接種回数が減ることで、定期接種に対する意識が高まり、子どもたちが健康に過ごせるための一助となります。
引き続き、正確な情報を提供し、ウイルス感染拡大を防ぐためにも、ワクチン接種の普及が求められています。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/1fff049ae215510b4a5e17ab3799fe24bd728a5b