漫画家のツルリンゴスターさんが、社会のプレッシャーから脱して、16歳の女子高生つばさが「NO」を言いやすくなる物語を描いた漫画「彼女はNOの翼を持っている」を連載中です。
漫画のきっかけは、漫画や物語の中で女性を壁ドンしたり急にキスしたり、「同意」のないシーンが多いため、同意のシーンを描くようになったことから始まりました。
そして、若い女性が妊娠、トイレで出産したというニュースも流れることがあり、「NO」を言えることが関係性を作る上で大切だとツルリンゴスターさんは語ります。
しかし、なぜ私たちは「NO」と言いづらいのかという問いに対して、NOと言うことは、相手を全否定することと感じてしまうため、できごとや行為へのNOと、相手の人格を否定するNOの切り離し方を学ぶことが大切だということを教えてくれました。
NOの切り離し方は、仕事でも同様で、ツルリンゴスターさんは普段ウェブ制作の会社で働いていますが、NOの切り離し方を意識してから楽になったといいます。
ツルリンゴスターさんの漫画『君の心に火がついて』でも、社会の〝こうあるべき〟からの解放が描かれています。この漫画では、夫から「母親なんだから」と言われたり、独身だからと昇進を打診されたりする女性が登場するなど、社会構造から生まれる問題が描かれています。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/20dd8ea220239afd2efab71ea3ad076f0affdc89