梅毒感染者が全国的に増加している中、岡山県では昨年を上回る増加傾向が見られるという。梅毒は、性器や口の中のしこり、手に発疹などの症状が現れ、放置すれば死亡する可能性もある性感染症である。
感染者は昨年約13,200人となり、近年では10倍に増加している。岡山県は人口あたりの報告数で全国ワースト9位であり、今年は既に88人が報告されており、昨年を上回るペースで感染者数が増加している。
梅毒は症状が出たり消えたりを繰り返しながら進行するため、自覚症状がなくても他人に感染させる可能性がある。妊娠している女性が感染すると、早産などの問題が生じることがある。
自分とパートナーを守るためには、適切なコンドームの使用や不特定多数の相手と性行為をしないことが大切である。また、無料で性感染症の検査を行う保健所が岡山県内にあるため、自分の感染有無を把握し、早期の治療をすることが重要だと担当者は話している。
人々が感染対策に協力することで、梅毒の増加防止に貢献できる。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/5c5a005f9c9cdb8fea8ef3df2f42201dcfc3211e