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原因不明の子どもの急性肝炎、増加の兆候はなし——国立感染症研究所の報告による分析結果

先月26日までに報告された16歳以下の原因不明の急性肝炎疑いの患者31人について国立感染症研究所が分析した結果、年齢の中央値は5歳で男性19人、女性12人であり、発症日は今年2月から5月までです。

18人は退院しており、肝移植した人はいなかったとされました。27例のうち、18例で37.5度以上の発熱、13例で腹痛や下痢、嘔吐など消化器症状が見られたとのことで、アデノウイルス感染症が疑われている一方で、感染以外の原因も含めて引き続き調査していると発表されました。

また、日本小児肝臓研究会代表の虫明聡太郎医師は、日本では例年年間20例前後発生する原因不明の急性肝炎について、今のところ例年と違う状況が生まれているということはないと指摘しました。

病原体としてアデノウイルスが疑われますが、イギリスでは「41型」が最も関連があるとされ、日本では確認されていません。医師は、新型コロナウイルスと関連しているという仮説があることについて、現段階でエビデンスがないため、全くの私見ですが、コロナウイルスが肝細胞に直接入り悪さすることは理論的に考えてありえないと説明しています。

また、感染対策によって免疫が適切に働かなかったことが原因であるという仮説を否定するために、風邪やウイルスが少ない環境の中で育った子どもたちが感染することも考えられるとしています。

今後も原因究明に向けて、引き続き調査が進められます。

ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/68944dd3d40bf21405dbb239bf48ee5a3d639a18

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