山形県南陽市は、「ヒトパピローマウイルス(HPV)」感染を予防し、女性の子宮頸がん感染リスクを減らすため、男性のHPVワクチン接種を全額補助することを6月1日から開始することを決定した。
接種対象は平成9年4月2日から24年4月1日の生まれの12歳から26歳の男性の計1937人であり、補助対象の男性は対象年齢に入る12歳から26歳までであり、女性の定期接種年齢に加え、勧奨停止期間中に定期接種対象となっていた女性の「キャッチアップ接種」対象者も含まれる。
補助対象者の補助額は1回分1万6200円の3回で計算し、計4万8600円である。市当局によると、男性には肛門がんや尖圭コンジローマの予防効果があることが理由で、また「女性だけの予防では効果がない。性別に関係なく幅広い年代へのHPVワクチン接種で感染リスクを減らしたい」としている。
南陽市によると、これは山形県内で初めての支援である。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/417705e04d1789459ecf200bf83f9a101bf1aeb7