沖縄県は6月1日から7日までのHIV検査普及週間に合わせて、新型コロナウイルスの影響で停止していた、県内各保健所の無料・匿名検査を4年ぶりに再開する。
県内では2021年から梅毒も急増しており、ワクチン・検査推進課はHIVなどとの同時受検を勧めている。
沖縄県は2010年前後にエイズ患者数が一時的に増加したことから、各種のエイズ対策法を行った結果、新規の患者数は減少傾向にあるものの、現在でも年間20から30件の患者の報告があり、多くの陽性患者が県外で発見されているため、県内での陽性者数は実際の数よりも高いものと考えられる。
各保健所では採血後1~2時間で結果が分かる即日検査を予定しており、事前に予約が必要であるため、日時には注意する必要がある。
沖縄県は、2021年の人口10万当たりではHIV感染者が全国2位、エイズ患者が1位と多く、また、検査数は全国で2番目に低い。ワクチン・検査推進課は、検査の拡充と多くの人々に受検を呼びかけることで、早期発見と治療で発症を防ぐことができるとしている。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/a07a81fb32eaf11099dbfe2affa19ef0e3001339