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G7サミットにおけるジェンダー平等の課題とオフィシャル・エンゲージメントグループの存在

広島で行われているG7サミットの中で、「ジェンダー平等」が重要なテーマとして取り上げられている。G7の公式エンゲージメントグループの中である「W7(Women7)」共同代表であり、ジェンダー問題に取り組む20代のアクティビストでもある福田和子さんがコメントしている。

日本のジェンダー政策については、近年変化があったものの、まだまだ阻害勢力が強いということが指摘されている。例えば、同性婚について、岸田首相が価値観や家族観、社会の変革が必要であると答弁し、批判を浴びた。

そして、LGBT理解増進法についての協議が再開されたが、自民党による修正案では当事者たちの希望とは異なる文言に変更され、法制化には程遠く感じられる。

また、性暴力については、必要な法律が実現しつつあるが、性的同意や包括的な性教育、緊急避妊薬に関しては、改善する動きが進んでいない。この問題に対して、W7としてG7の成果にジェンダー平等の視点、政策を盛り込むように意見を述べるなど、関係者が多角的な取り組みを行っている。

G7が持つ影響力は大きく、7ヵ国だけでなく、新興国・発展途上国にも影響を与えている点にも注目すべきである。

ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/655906140df290412a45fb60402b88925e83835d

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