女性特有のトラブルである「細菌性膣炎」について、山本佳奈医師が「ちょっとだけ医見手帖」の中で自身の経験をもとに解説しました。細菌性膣炎は、アメリカ疾病予防管理センターによると最も一般的な膣疾患であり、女性にとって大きな問題となっています。
加えて、ワシントン大学のKathryn氏らの調査によると、世界的に細菌性膣炎の罹患率が高いことが指摘されました。山本医師は自身が初めて罹患した際、パートナーや自分自身にも不快な症状が現れ、結果的に病院で抗菌薬を処方されることになりましたが、「細菌性膣炎かもしれない」と思った瞬間から、放置は良くないと感じ、病院へ受診したことを強くアドバイスしています。
また、山本医師は、日本では外来診療の現場で患者さんが再受診しないケースが多く、そのため、インターネットを介して検査結果を確認することができる新しいシステムが導入されたことについて言及しています。
このシステムによって、患者さんは再受診する必要がなく、自宅で検査結果を確認することができます。このようなシステムは、交通手段のない患者さんや忙しい人にとって大変助かるものであると山本医師は評価しています。
細菌性膣炎は女性にとって大きな問題となっており、症状がでた場合には、放置しないで早めに受診することが大切です。一方で、新しいシステムによって、検査結果の確認が容易になり、患者さんにとって大変便利なものとなっています。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/f31cb3276ea09b8a3178b69f2e3787d07ab28087