宮崎市の性感染症の1つである「梅毒」の感染者数が急増し、市は今週末に無料の出張検査を行うことになった。去年、過去最多の69人の感染が発覚し、その後、今年は先月末までに51人の感染が確認された。
男性は20代から50代に、女性は20代に多い傾向だ。それに対して、医師は、SNSが発達したために人と人のコミュニケーションが希薄になっているため、関係を求めている人たちが行為に及ぶようになり、そのために梅毒の感染が広がった可能性があると説明している。
梅毒の初期症状として性器や口にしこりができるが、痛みがなく数週間で自然に消滅する。しかし、潜伏したままの病原体が全身に広がり、3年後には、腫瘍ができることがあり、10年経つと命に関わる神経障害などがあるため、早期発見と治療が求められている。
無料の出張検査は今月23日金曜日に行われ、予約が必要であり、先着50人までとなっている。検査を受けることで梅毒の原因となったかを確かめることができるため、日頃から性感染症に対する予防と、検査の重要性を認識する必要がある。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/33ebbb201a8769c3468bb505c258732ddeda22f3