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松田和洋氏、新型コロナ検査の限界を解説 マイコプラズマ感染症との区別が重要」と指摘

新型コロナウイルス感染症は、未だに感染者数が増加傾向にある状況であり、PCR検査が唯一の感染確認方法であることから、精度の問題が指摘されている。

このため、マイコプラズマ感染症の専門医が現状について分析したところ、PCR検査に頼りすぎて、他の風邪症状と混同している可能性があるということが判明した。

PCR検査は高精度であるため、陰性の検査結果が出てしまっている患者がいる一方で、陽性の検査結果が出てしまっている無症状者がいることが判明した。

また、コンパクトな病院や診療所では、症状に応じたトリアージが難しいため、感染のリスクも高まっている。

そこで、これらの問題を解決するために、まず風邪症状をともなう他の病気との区別が必要であるとの見解が示されていた。松田和洋氏によると、マイコプラズマ感染症などを考慮しながら、PCR検査を行うことで感染者の把握がより正確になるとのことである。

また、PCR検査自体においても、検体管理などの問題が指摘されており、例えば横浜のクルーズ船の問題などからも、適切な検査方法が求められている。特に、陰性の検査結果によって患者が外出し、感染を広げるリスクがあるため、この問題は深刻である。

このような状況下において、適切な治療法やワクチンがないことから、症状や疑いがある場合は、早期に医療機関を受診することが求められている。しかし、クルーズ船でのように病院の主要な症状にあてはまらない場合もあるため、まずは風邪などと混同しやすい他の病気との区別をしっかりと行う必要があると考えられる。

ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20200319-00168472

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