タバコを吸うことで、インフルエンザや他の感染症に罹患するリスクが高まることが科学研究で明らかになっています。特に若い喫煙者にとっても危険が大きく、喫煙者はヒトパピローマウイルス(HPV)やヒト免疫不全ウイルス(HIV)などのウイルスに感染するリスクが高くなるとのことです。
ただし、禁煙すればニコチンによる免疫系への悪影響は数週間で回復するため、感染症の予防には禁煙が効果的とされています。加熱式タバコにもニコチンが含まれているため、同様のリスクがあるということも覚えておく必要があります。
ただし、タバコを吸うことで口に入れる回数が増えるため、細菌感染のリスクも高くなります。また、喫煙所や喫煙室での濃厚接触も感染症のリスクを高めるため、これらの場所での喫煙は効果的な感染症予防にはならないことも覚えておく必要があります。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20200211-00162615