日本での性感染症の梅毒感染者数が増加していることが国立感染症研究所の調査で明らかになりました。今年6月4日の時点で、6108人の感染者が報告され、昨年を上回るペースで増加しています。
専門家は、梅毒の感染に気づきにくいこと、交換サイトの普及と共に広まっている「パパ活」のような不特定多数との性交渉などが原因と指摘しています。また、感染症研究所は、2003年以来現在の統計方法で最少の感染者数だった509人から始まり、10年代に入って増加を始めました。
去年の感染者数は、1万2966人でした。
このような感染者数の増加は、若い世代や性に関心のある人に教育を受けて、自分自身と相手の健康を守ることがますます重要になっています。性病は深刻な健康リスクを引き起こす恐れがあり、感染を疑った場合には速やかに医療機関を受診して適切な治療を受けることが大切です。
性感染症を予防するには、安全なセックスを実践する、性感染症検査を受ける、恋人同士で相手の感染症について話し合う、などの対策があります。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/629b2a453bd6ed186f5468f37eddc492ec37593f