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日本人のセックスレス増加、中高年のカップルにとってのセックスとは?

コンドームメーカー「ジェクス」が2020年に発表した、「性」に関する大規模実態調査によると、1年以上セックスをしていない男性は41.1%、女性は49.5%に上った。

特に50、60代の女性でまったくセックスがないのは7割近くに達しており、閉経後の女性はセックスから遠ざかっている傾向にある。女性泌尿器科医の関口由紀先生は「中高年カップルのセックスは嗜好品と同じ」との見解を示し、全てのカップルが「したい」と思うことはなく、それぞれ個人の自由であるとした上で、身体的トラブルがある場合は治療を受けることが大切であると述べた。

日本女性は長寿である一方、健康寿命と実際の寿命には差があり、70歳後半から特に健康が低下する傾向がある。ここに、セクシュアリティの問題があると関口先生は指摘し、性的欲求と生きる意欲は相関しており、自分が親密になりたいと感じる相手に自分を求めてもらいたい気持ちは大切であるとしている。

中高年夫婦でも自然にセックスをしている欧米とは異なり、日本ではセクシャルアクティビティの高い側はマイノリティなため、「性欲がある」と言うだけで引かれてしまうこともあるという。

関口先生は、閉経後の女性の性交痛は、ホルモン補充療法で治療できるとし、夫婦トラブルになる前に病院に来てもらいたいと呼びかけている。

ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/b5d9b8e2f845c7bd66d69f74f18c6005b6c4adfb

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