ニュース

「日本の同性カップルにとって子供を授かることは容易ではない」とLGBTQカップルが語る

LGBTQの人々が子どもを授かることは、日本では簡単なことではありません。しかし、同性カップルの長村さと子さんと茂田まみこさんは、知人男性から精子提供を受けて子を授かり、新しい家族を築いています。

彼らは一般社団法人「こどまっぷ」を運営し、セクシュアルマイノリティやLGBTQ+カップルに向けた支援を行っています。具体的には、交流会や相談会の開催、妊活に関する初心者講座の提供、生殖補助医療の法整備を目指すロビー活動などを行っています。

また、YouTubeの「ママンズチャンネル」で子育てや日常について発信しています。

彼らの活動を通じて、セクシュアルマイノリティの方々が気軽に集まれる場を提供し、さまざまな相談に応えることができています。相談内容としては、パートナーや親が子どもをもつことに反対されたり、カミングアウトの難しさや提供精子を使った人工授精を行ってくれる病院が見つからないなどの悩みがあります。

茂田さんは、最近は子どもを授かる同性カップルが増えていると感じると語っています。以前は同性愛者は家族を持つことができないというイメージがある人が多かったですが、今では子どもを持つ選択肢が広がっていると感じます。

また、日本では同性カップルが子どもを授かるための法律が存在せず、病院側も日本産科婦人科学会のガイドラインに則った対応を行っています。しかし、ガイドラインでは「法的に婚姻している夫婦」が対象となるAID(提供精子を用いた人工授精)を受けることができるとされています。

同性カップルは法律上の婚姻関係を持たないため、ガイドラインに反することになります。そのため、病院で断られてしまうことがあるのです。

この問題については、社会において同性カップルが認められ、法的な保護がなされる必要があります。長村さんと茂田さんは、同じような状況を生まないために活動を続けており、子どもを持つ同性カップルが法的な問題を抱えずに子どもを授かることができる社会を目指しています。

ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/b839637f267b1df4c4e2cd80f6ac2277a8ab4ca7

最後までお読みいただき、ありがとうございました。