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「コロナ以外の感染症、コロナ対策の成果は感じられず」との報告

新型コロナウイルスの流行により、コロナ以外の感染症も大きな影響を受けていることが分かりました。

まず、感染症の感染経路は主に「接触感染」「飛沫感染」「空気感染」の3つに分けられますが、コロナは主に「接触感染」と「飛沫感染」が主要な感染経路とされています。

そのため、コロナの流行以降、手洗いやマスク着用などの感染対策が行われ、他の感染症にも効果が期待されています。

特に飛沫感染で広がる感染症は激減しており、例年比べてインフルエンザの発生件数が少なくなっていることが報告されています。これは国民のコロナ対策が徹底されたためだと考えられています。

同様に、マイコプラズマ肺炎やRSウイルス感染症、A群溶連菌性咽頭炎などの飛沫感染する感染症も大幅に減少しています。これはコロナに対する飛沫感染対策の効果が示されていると言えます。

さらに、気道感染症に感染することがきっかけになる喘息発作も海外では減少傾向にあると報告されています。

麻しんや風しん、おたふくかぜ、水ぼうそうなどもワクチンで予防可能な感染症であり、これらも大幅に感染者が減っています。ただし、風しんは2018年と2019年に大流行したため、比較が難しいものとされています。

しかし、少なくとも2019年の同時期までと比べて感染者が減少していることが確認されています。

接触感染で広がる感染性腸炎も報告数が減少しており、食事を介して感染する腸管出血性大腸菌感染症も減っている可能性が考えられます。これはコロナによる外食の減少なども影響している可能性があります。

一方で、性感染症は減少していないことが分かりました。淋菌感染症や性器クラミジア、尖圭コンジローマ、性器ヘルペスなどの性感染症は例年通りの報告数があります。

これは性感染症のハイリスク層の行動様式があまり変わっていなかった可能性が考えられます。

ただし、梅毒とHIV感染症は2019年と比べて減少しており、これはコロナの影響によって性感染症の検査や治療へのアクセスが制限されたことが一因と考えられています。

以上の結果を踏まえると、コロナの流行によって接触感染や飛沫感染による感染症が減少している一方で、性感染症の減少は限定的であることが分かりました。

感染症に対する予防策が有効であることも再確認されましたが、性感染症に関しては引き続き注意が必要です。

ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20201025-00204624

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