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【タイトル】梅毒感染が増加!性風俗産業とマッチングアプリが影響か

梅毒の感染が増加している現状についてまとめます。

現在、梅毒の感染が増加している理由や予防方法について、東京の泌尿器科医である尾上泰彦医師の話を参考にしてみましょう。

梅毒は「梅毒トレポネーマ」という細菌によって引き起こされる全身性の慢性感染症です。小さな傷から入り込んだ梅毒トレポネーマが血液を介して体全体に広がり、さまざまな症状を引き起こします。

かつては日本でも22万人以上の梅毒患者がいたと言われていましたが、抗菌薬のペニシリンが普及したことにより急激に減少しました。

しかし、2011年頃から梅毒の感染が再び増加しています。2021年になってからは特に増加の傾向が見られ、北海道では過去5年間で5倍以上も増えています。

また、感染症法によれば梅毒は5類感染症に分類されており、医師は梅毒患者の届け出を都道府県知事に7日以内に行う義務がありますが、すべての医師が届け出をしているわけではないため、公表されている数値は実際の感染数の一部だと指摘されています。

今回の増加の背後には性風俗産業の広がりが関与している可能性もあります。国立感染症研究所によると、日本では性風俗業界と梅毒感染の関係が指摘されており、女性の性風俗産業従事者は感染リスクが高いとされています。

尾上医師によると、梅毒に感染した女性が男性に感染させ、その男性が別の女性に感染させるという感染状況が広まっているとのことです。また、マッチングアプリの普及も感染拡大の要因と考えられています。

経済的な不安定さを抱える女性や孤立した女性がマッチングアプリを使い、異性との関係を持つケースが増え、それが梅毒の広がりにつながっている可能性があると尾上医師は述べています。

一方、梅毒は感染を広めやすい性質を持っています。自覚症状がほとんどなく、症状が多様すぎて診断するのが難しいため、感染者本人も気づきにくい場合があります。

また、粘膜や皮膚から感染するため、キスや傷口を舐めるなどの接触でも感染のリスクがあります。

もし梅毒の感染が疑われる症状があれば、泌尿器科や皮膚科、婦人科などの医療機関を受診しましょう。性感染症専門医のいる医療機関が望ましいです。医療機関では問診や診察、血液検査などが行われ、その後抗菌薬が処方されます。

治療費には健康保険が適用されることが多く、薬代込みで5000円前後です。ただし、プライベートケアクリニックでは自由診療が行われる場合もあります。

梅毒の感染拡大に対しては、性風俗産業やマッチングアプリの利用者の中でも性感染症の知識や医療機関の情報が不足していることが一因とされています。予防のためには正しい知識の普及や定期的な検査の重要性を周知する必要があります。

また、感染症の早期発見と治療のため、自覚症状やリスクのある行動には敏感になり、早めの受診を心掛けましょう。

ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/845397da3ed0bc44a17c7f60cd4c6dd6df0a7cc9

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