帯状疱疹は、水痘-帯状疱疹ウイルスが再活性化することで発症する。発症前にピリピリした痛みがあり、その時点で病院に行っても診断が下りにくい。疾患が出現する部位は人によって異なるが、神経が集まる顔や頭部に現れた場合は、特に注意が必要である。
年齢に関わらず発症の可能性がある。帯状疱疹の合併症の一つとして帯状疱疹後神経痛があり、壮年層においては発症から3ヵ月以上持続する疼痛が認められることがある。
帯状疱疹の発症率は50歳を境に急上昇し、60代で最も大きなピークが見られる。発症したとしても重症になることを予防できる効果と、発症そのものを予防できる効果があるワクチンが2種類あり、いずれも50歳以上が対象である。
帯状疱疹予防のワクチンは、任意接種のワクチンとなり、接種費用は基本的に自費となるが、自治体によっては一部助成しているところもある。帯状疱疹にかかった場合、診断が遅れると長引くことがあるため、早めに病院で診断を受けることが重要である。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/fc4cb340a1b02cb8fddd2eec2b72abe8d9b71cfa