梅毒の感染者数が過去最多を更新していることが明らかになった。国立感染症研究所によると、2023年4月23日までの感染者数は延べ4370人に上った。
東京都でも過去最多になり、22年には延べ3677人に感染が確認された。梅毒は性行為による感染が大半を占めるが、キスでも感染することがある。都内の場合、若者が多いこともあり、何らかの要因で性的接触の機会が増えたことが背景にあるとされる。
梅毒は免疫ができないため、何度でも感染する恐れがあり、早期の治療が必要だ。全国の感染者数は初めて1万人を超え、さらなる感染拡大が懸念される。予防のためには、積極的な検査やコンドームの正しい使用が呼びかけられる。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/46c2ae820e841715d6773a44992a1f270d3e65f8