CBCテレビ『健康カプセル！ゲンキの時間』では、皮膚についての専門知識や皮膚が持つ機能について紹介している。体重70kgの成人男性の場合、皮膚の表面積は畳約1畳分で、見えない毛穴や、汗を出す器官である汗管などのくぼんでいる部分も合わせると総面積は約25平方メートル。
皮膚は、外敵の侵入を防ぐバリアや、内臓の異変を知らせてくれる警報機、ウイルス・細菌からの感染症を防ぐ免疫力の要など、多機能な臓器であるということが分かった。
一番外側の表皮には、ランゲルハンス細胞という免疫細胞が存在しており、皮膚にはセロハンテープを貼ってはがすと、貼った場所が白くくもり、それが角層という膜で覆われていることが分かる。
角層は10層ほどの薄い膜で厚さは約0.02mmで、アレルゲン・細菌・ウイルスなどの侵入を防いでいる機能を持つ。また、角層は水をはじく油の膜でもあり、外から入ってくるものはじくだけでなく、水分を外に出ないようにする働きがあることも分かった。
角層は薄くても多機能な部位であり、加齢やストレス、紫外線などが皮膚の免疫力を低下させる原因となる。そのため、紫外線から身を守ることが、皮膚の健康を保つ上で大切だ。
また、日焼け止めを使用する場合は、適量や塗り方が重要であることが分かった。
最後に、皮膚が体調不良や病気の異変を知らせることがあることも紹介された。健康状態が悪いと皮膚に現れることがあり、皮膚が注意喚起となることもあるという。
このように、皮膚は多機能であり、身体の健康を保つためには様々なケアが必要であることが分かった。
ソース記事：https://news.yahoo.co.jp/articles/0556ae4105a8b80f7af69f66fcca1a34599fb56f
